BtoCの企業だけでなく、BtoBの企業においてもマーケティングへの取り組みが広がりを見せる中、今最も注目を集めているのがマーケティングオートメーションです。
マーケティングオートメーションとはそもそも何なのでしょうか？
それは、リードマネージメントや、リードナーチャリングなどの取り組みを適切なタイミングで選択し、次に何をすれば良いのかを導き出す仕組みのことです。
具体的にマーケティングオートメーションで何ができるのかと言いますと、描いたシナリオに沿ったマーケティングキャンペーンを実施して管理することができたり、キャンペーンを行った結果の行動データを自動で蓄積したり、蓄積した行動履歴から次のターゲットを絞ることで結果を次に生かすことができたり、シナリオを実行した結果を把握してシナリオの調整を行うことができ、複数の組織や事業の目標達成度合いが取得できて数値に基づいたPDCAサイクルを作成することができます。
このことにより、マーケティング活動全体の最適化と投資収益率の向上が実現できるのではないかと注目をされているわけです。
マーケティングオートメーションの効率化・自動化について
ある特定のターゲットを自動的に抽出して、メールを送信することによって次のアクションを起こさせ、その行動の結果によって更に次のアクションへ誘導するといったシナリオの実行を効率化・自動化するのです。
しかし、この効率化・自動化だけでは足りない面も出てきます。そこで必要となってくるのが行動データ取得の自動化です。
オンライン、オフライン問わずにリードと繋がる全てのデータを取得する必要が出てくるのですが、ここで、取得したリードの行動履歴データなどを元に、リードに対する関心度や関心分野についての仮設を立てるのです。
そのことにより、次のアクションへの誘導を促し、育成施策の精度の向上が狙えます。
例えば、商談にまで発展することができた企業の属性や情報を把握することで、自社にとってのより良いリードの条件がわかります。
行動データ取得の自動化を図ることで、自社に与えられる恩恵は大きなものとなってきます。
このようにマーケティングオートメーションを導入することで、次に何のキャンペーンを打ち出せば良いか参考となるデータが取れたり、売り上げアップに繋がったり、営業の仕方の改善が行えたり、一人ひとりに与えられる負担の軽減も図れ、自社にとっては大変メリットのあるものとなるのです。
